\ こんな研究活動をしています /

都市と農村の社会格差がメンタルヘルスにどのように影響するか?

様々な国から、都市部より農村部で自殺率が高いことが報告されています。私は、スウェーデン・ストックホルム大学と共同研究を行い、その詳細なメカニズムの解明に取り組んできました。また、 日本老年学的評価研究(JAGES)の一環として、高齢者において都市と農村でうつ症状の多さがどのように異なるか研究してきました。

農業の産業構造が健康にどのように影響するか?

国際競争の激化、農場数の減少・農場の規模拡大、気候変動など、農業分野で構造変化が起きています。このような農業の産業構造が、農業者や農業が盛んな地域に住む方の健康にどのように影響するかを調べています。

農村部における移民のメンタルヘルス

世界的に国際的な移民・難民が増加しており、都市部の人口集中を防ぐため、移民・難民が農村部に定住するよう推進する政策が実施されている国もあります。このような社会事情を踏まえ、農村部の移民に焦点を当てて研究を行っています。

ジェンダー規範がメンタルヘルスに及ぼす影響

「男のくせに…してはいけない」「女なんだから…しなさい」などといった、性別によって望ましい行動を規定する社会的規範に着目し、メンタルヘルスへの影響を調べています。

日本語

共著論文がSSM-Population Healthより出版

Dr. Andrew Stickleyさんが筆頭でまとめた論文が、SSM-Population Healthより出版されました。あまり先行研究のない、犯罪への不安と孤独感の関連について、旧ソ連のデータを分析した結果をまとめた論文です。 ...
お知らせ

閲覧数の最も多い論文に選ばれました

論文が、掲載紙「Journal of Epidemiology」において、過去1か月で最も閲覧数が高かった論文に選ばれました。(12月2日、同紙公式ツイッターにて) 注目を集めたのは、日本の乳児死亡率の職業間格差が拡大傾向であること...
講演会

育志賞講演会@大阪大学 で講演しました

大阪大学で開催された育志賞講演会で講演を行いました。
講演

WS「Food Life History of the North」でお話ししました

2022年9月30日に、総合地球環境学研究所で開催された、The 3rd Workshop on "Food Life History of the North" にパネリストとして参加しました。
お知らせ

日本農業新聞の論説で研究成果が紹介されました

日本農業新聞の論説「農村のうつ対策 生き心地の良い環境を」にて、研究成果が紹介されました。記事のweb版のリンクはこちら (日本農業新聞のWebサイトが開きます) 該当する研究の概要を紹介した記事は以下になります。 都市部に比...
メディア

日本農業新聞で研究成果が紹介されました

農村度とうつの関連について明らかにした研究が、日本農業新聞で紹介されました。「農村うつリスク1.2倍 京大調査 社会参加促し予防」(2022年5月7日) 本研究の成果を発表した論文の内容を解説した記事はこちらです。⇒【論文出版】農村...
日本語

共著論文が日本公衆衛生雑誌より出版されました

近藤尚己先生の研究室のメンバーでまとめた論文が、日本公衆衛生雑誌より早期公開されました。健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health)の視点は、国内外でどのように政策に生かされているのか?ということをま...
お知らせ

Top Cited Article 2020-2021に選ばれました

Suicide and Life-Threatening Behaviorより出版された論文、Suicide and Types of Agriculture: A Time-Series Analysis in Japan が、2020...
論文

【博士論文】農村に住むことが自殺に与える影響とそのメカニズムの検討:出身国に着目したスウェーデンのレジストリ・データを用いた縦断研究

このたび博士論文が受理され、博士号(医学)を取得しました。合格した博士論文は、以下のリンクで早期公開しています。 博士論文の内容を、下記のスライドで日本語で概説しておりますので、よろしければご覧ください。スライド左下の「...
お知らせ

博士論文を早期公開中です

このたび博士論文が受理され、博士号(医学)を取得しました。合格した博士論文は、以下のリンクで早期公開しています。後日、解説ページを作る予定です。 The impact of rural context on suicide mort...
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