\ こんな研究活動をしています /

都市と農村の社会格差がメンタルヘルスにどのように影響するか?

様々な国から、都市部より農村部で自殺率が高いことが報告されています。私は、スウェーデン・ストックホルム大学と共同研究を行い、その詳細なメカニズムの解明に取り組んできました。また、 日本老年学的評価研究(JAGES)の一環として、高齢者において都市と農村でうつ症状の多さがどのように異なるか研究してきました。

農業の産業構造が健康にどのように影響するか?

国際競争の激化、農場数の減少・農場の規模拡大、気候変動など、農業分野で構造変化が起きています。このような農業の産業構造が、農業者や農業が盛んな地域に住む方の健康にどのように影響するかを調べています。

農村部における移民のメンタルヘルス

世界的に国際的な移民・難民が増加しており、都市部の人口集中を防ぐため、移民・難民が農村部に定住するよう推進する政策が実施されている国もあります。このような社会事情を踏まえ、農村部の移民に焦点を当てて研究を行っています。

ジェンダー規範がメンタルヘルスに及ぼす影響

「男のくせに…してはいけない」「女なんだから…しなさい」などといった、性別によって望ましい行動を規定する社会的規範に着目し、メンタルヘルスへの影響を調べています。

お知らせ

共著論文が国際保健医療より出版されました

同じ研究室に所属している、森田直美さんの修士論文が出版されました!私も共著者として研究に関わらせていただきました。日本の在住外国人の医療アクセスについて、当事者に直接インタビューした貴重なデータを分析し、鋭い視点でまとめられた論文です。健...
お知らせ

論文がInternational Journal of Health Geographicsより出版されました

このたび、研究論文が国際学術雑誌 International Journal of Health Geographics に掲載されました。 Mariko Kanamori, Masamichi Hanazato, Daisuke ...
メディア

日本農業新聞の論説欄で研究成果が紹介されました

地域の農家密度と農家のうつの関連について明らかにした研究が、日本農業新聞で紹介されました。「論説 農業者のうつ 心の健康に配慮が必要」記事のweb版のリンクはこちら (日本農業新聞のWebサイトが開きます) 本研究の成果を発表した論...
メディア

日本農業新聞で研究成果が紹介されました

地域の農家密度と農家のうつの関連について明らかにした研究が、日本農業新聞で紹介されました。「農家密度低い地域…うつリスク大 地域超え助け合いを」記事のweb版のリンクはこちら (日本農業新聞のWebサイトが開きます) また、Yaho...
お知らせ

論文がPopulation, Space and Placeより出版されました

スウェーデン・ストックホルム大学との共同研究の成果をまとめた論文の2本目が、Population, Space and Placeにて出版されました。人口学分野の国際学術雑誌です。 Mariko Kanamori, Naoki Ko...
お知らせ

OneWelfareのワーキンググループのメンバーになりました

One Welfare(ワンウェルフェア)—動物と人間のwell-beingと、環境の相互関係—をとらえたコンセプトがあります。2021年から、国際的な非営利団体One Welfareによる「One Welfare Phoenix」という...
日本語

農家密度と農家のうつの研究が全国の新聞で紹介されました

地域の農家密度と農家のうつの関連について明らかにした研究が、共同通信社を通じて、全国各地の新聞24紙で紹介されました。「農家のうつリスク研究 地域越える助け合い必要」などのタイトルで掲載されています。 掲載紙一覧 掲載日掲載紙...
学会発表

国際学会で発表:ジェンダー規範と精神的健康

国際学会Society for Epidemiologic Research 2021 meeting(オンライン開催)にて、ポスター発表しました。日本老年学的評価研究2019年調査の一環として行った、ジェンダー規範と精神的健康の関連につ...
メディア

『臨床獣医』で講演内容が紹介されました

昨年12月に行われたイベント「ここから始める獣医師の働き方改革 ~畜ガールズが描く未来~」の内容が、「臨床獣医」2021年6月号で紹介されました。イベントを主催した畜ガールズ会長の谷千賀子先生が、上野千鶴子先生の基調講演や私の講演の内容に...
論文

【論文出版】農業経験の長い人は、周囲に農家が少ないと1.1~1.4倍うつになりやすい

このたび、研究論文が国際学術雑誌 BMC Public Health に掲載されました。論文はオープンアクセスなのでどなたでも読むことができますが、英語なので、日本の方向けに、ここで概要を説明いたします。 Kanamori M., ...
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